2016-01-01から1年間の記事一覧
物語の構造:友達の少ない非モテと、友達が一人もいないぼっちがケンカして、友達の少ない非モテが勝つ。 冗談はさておき観て参りました『ゴーストバスターズ』、80年代に大ヒットした同名映画のリメイクで御座います。リメイク元の映画はポップカルチャー史…
実は手前、この映画を楽しみにしておりました。 何故なら、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編だからです。もちろん、前作はティム・バートン監督のフィルモグラフィの中ではいまいち精彩に欠ける印象は拭えません。意図していた展開を会社に蹴られる等…
物語の要旨 かっこいいサタスペ ジャンル セガール系アクション 上記のキーワードを見て脳の奥底にあるニューロンが発火したそこのTRPG者のアナタ!「アジアンパンクRPG サタスペ」で自分のキャラクターを動かす際にどうしたら格好良く演出できるか迷…
原作漫画がヴィレッジヴァンガードで平積みされているのをよく見かけます。漫画原作の映画が大流行中の昨今でも、中々見かけない納得の再現度。この画の人物を立体に起こしたら確かにこうなるだろうなという説得力のある実写化でした。 ヒロインを演じている…
あらすじ アメリカ合衆国では、スーパーマンが悪役から世界を救う。 ソビエトロシアでは、悪役がスーパーマンから世界を救う。 「スーパーマンがアメリカではなくソビエト連邦のヒーローだったら」というIFもので、一見すると出オチのネタですが、もしかす…
今回の映画でもレックス・ルーサーの頭はフサフサです。それには物語構造上の論理的な理由があると手前考えております。 ご存じの方も多いでしょうが、原作コミックのルーサー氏は、客観的かつ穏当な表現で申し上げまして、頭髪がありません。 リチャード・…
1、ホームズは友達が少ない さて、前回は「シャーロック・ホームズ シャドウ・ゲーム」を題材にとって、ホームズ=ジェームズ・ボンド仮説の近年の展開についてお話しした訳です。今回はもう一方のホームズ解釈について考えてみましょう。 ホームズ=ボンド…
1.ホームズ=ビクトリア朝のジェームズ・ボンド仮説 監督はガイ・リッチー、ホームズ役をロバート・ダウニーJr.、相棒のワトソンを演じるのはジュード・ロウ。アクション要素を強めた「シャーロック・ホームズ」シリーズの二作目となります「シャドウ・ゲー…
時代劇の鑑賞ポイントとして、その時代劇がどの程度本気であるか測る指標として、月代(さかやき)・・・えーと、マゲの周りの頭頂部から前髪部分にかけての剃っている部分のことです、の伸び具合に注目するという見方が有ると言われます。 どういうことかと申…
しばらく前のことになるのですが、この映画を劇場で観たのです。市川海老蔵が千利休役と聞いて、劇場に駆けつけたのです。利休の死に隠された謎がうんたらかんたら~、というのがキャッチコピーで、海老蔵が主演。これには期待いたしました。 史実として、利…
手前、毎年この時期になると、ある迷信について考えを巡らせるのです。 それは「日本人は無宗教であり、信仰をもっていない。その証拠に、12月25日にクリスマスを祝い、31日には仏教寺院の鐘の音を聴き、次の日には神社に詣でているではないか。これが何より…